クリル諸島を含むサハリン州の沿岸に放置されている沈船数十隻が一掃される。船舶の所有者に対して処分を義務付ける法案が今秋にも国会に提出される一方、プーチン大統領のイニシアチブで沈船などを撤去する優先プロジェクトに2000億ルーブルが割り当てられる。北方四島を含むサハリン州ではコルサコフ地区の12隻をはじめ数十隻の沈船が放置されている。運輸省と環境省がサハリン地域での作業を担当することになり、リマレンコ知事は「沈船は航海の安全と環境の両方に影響を与えている。すでに沈船のリスト作成に着手しており、連邦政府の手続きが済めば、撤去作業は大幅に加速する」と語った。(サハリン・メディア2021/7/7)
写真はいずれも国後島古釜布湾
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