検視官がいない色丹島 交通事故死から1週間、母親に遺体引き渡しできず

色丹島で6月25日に発生した交通事故で死亡した男性の遺体が、遺体安置所に留め置かれ、1週間も母親に引き渡されていない。検視官がおらず法医学的検査が出来ないためだ。45歳の男性はマロクリリスコエ(斜古丹)–クラボザボツコエ(穴澗)を結ぶ道路で、バイクを運転中にトラックに衝突し、現場で死亡が確認された。内務省サハリン州当局は「すべての刑事事件は法医学的検査を受けなければならないが、色丹島には検視官がいない。国後島の病院の専門家も病気で対応できない状況。彼が回復すれば色丹島に飛ぶ。現時点でサハリンから検視官を派遣することは出来ない。飛行機のチケットが取れないためだ。1日か2日で親族に引き渡しが出来るだろう」と語っている。(サハリン・インフォ2021/7/1)

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