北方四島を含むサハリン州は6月21日以降、リスクグループに対して新型コロナウイルスワクチンの強制接種に踏み切る。ロシア連邦消費者権利及び福祉監督庁サハリン地区責任者が会見で語った。強制接種の対象は教育、健康管理、商店、飲食店、文化施設、キャンプ、クリーニング、理髪、フィットネス、輸送、公務員など。拒否した場合は接種するまで休職とする。サハリンでは予防接種を受けた人は計画の34%にとどまり、成人に限ると接種率は18.9%と低い。6月に入って感染が拡大していることから、強制力を伴った対策を講じることになった。当局は9月1日までに接種率60%を達成したい考えだ。(サハリン・インフォ2021/6/17)
コメント