ウラジオストクの士官候補生学校の生徒たちが教育活動の一環で国後島を訪れた。例年はコルサコフやユジノサハリンスクを訪問していた。引率してきた同校のセルゲイ・リャザノフ副校長によると、ウラジオストク士官候補生学校は2014年のロシア大統領令に基づいて創設され、高等軍事教育機関への入学準備をすることが目的という。国後島を訪れたのは10年生で、9月1日から国家試験の準備が始まるという。一行はゴミレフスキー市長とともに、ユジノクリリスク(古釜布)市内にあるクリル諸島を解放した兵士を称える「栄光の英雄」記念碑に献花した。郷土博物館で南クリル地区の歴史に関するドキュメンタリーを見た後、ゴリャチー・プリャチ(瀬石)にある国境警備隊の基地を訪問した。(サハリン・メディア2021/6/13)
コメント