ロシア地理学会サハリン支部長のセルゲイ・ポノマリョフ氏が、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の郷土博物館に自著「The Kuril –Aspect 文書と資料1947-2019」を寄贈した。ポノマリョフ支部長は四島航路に就航した「ネベルスコイ提督」号の初航海で国後島を訪問し、地元博物館が主催したイベントに出席し、講演した。支部長は、ロシア科学界の発展に貢献し、新造フェリーにその名前が付けられたネベルスコイ提督について話した後、自身の最新刊を紹介しながら地理学会サハリン支部の取り組みについて語った。ポノマリョフ支部長はサハリン州議会の元議員、地域行政官であり、クリル諸島の政策を擁護することに最も積極的かつ確固たる意志を示した公人として、よく知られている。クリル諸島の無名の小島などに名前を付ける取り組みを行っている。(kurilnews.ru 2021/6/8)
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