新造フェリー「ネベルスコイ提督」号が6月2日、サハリンのコルサコフ港から最初の寄港地・択捉島に向けて記念すべき初航海に出発した。デビューフライトには100人以上が乗り込んだ。サハリンと日本のテレビ局NHKのクルー、州観光省の職員のほかサハリン芸術大学のフォークロア・アンサンブル「ホワイト・デュー」のメンバーら20人も乗り込んだ。「私たちが最初の乗客なので、とてもわくわくする。すべてが素晴らしく快適です」と女子学生は歓喜した。一行は択捉島と国後島、色丹島、それに船内で5回のコンサートを開き、ロシア民謡やダンスを披露する。択捉島に到着した後、国後島、色丹島を回りコルサコフに戻る。乗客だけでなく、2台の乗用車がサハリンから南クリル諸島(北方四島)に運ばれた。(サハリン・クリル通信2021/6/2)
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