北方四島に観光チャーター便 政府の助成で大手旅行会社が計画

ロシア政府がツアーオペレーターの国内チャータープログラムを助成するために12億ルーブルを割り当てたことを受け、国内有数のオペレーターTUIロシアが北方四島を含むサハリン州へのチャーター便の運航を計画している。同社のゼネラルディレクターであるタラス・デムラ氏が先日、択捉島を訪問し、自身のインスタグラムに択捉島の白い砂浜の写真を投稿し「トルコがダメなら、クリル・ビーチがある」と書き込んでいた。TUIロシアは、サハリン州をチャータープログラムに含め、フライトや宿泊など手頃なパッケージツアーを販売するとともに、観光客が北方四島を含むクリル諸島を訪問するツアーを提供する。デムラ氏はリマレンコ知事とも会談し、観光開発に関する共同計画、協力の見通し、チャータープログラムの実施計画の概要について話し合った。知事は「これには大きな見通しがある。サハリンとクリル諸島は、他とは違うアトラクションがたくさんあるユニークな場所。パンデミックで海外旅行が出来ない中で、地域の観光開発に大きな一歩を踏み出す時だ」と話している。5月29日には、ロシア連邦観光庁トップのドグゾワ局長がサハリン入りし、主要な観光地を調査する。(astv.ru 2021/5/27ほか)

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