6月から北方四島航路に就航する予定の新造フェリー「ネベルスコイ提督」号は5月22日から就航前のテスト航海に出発する。ルートはコルサコフ—国後島—色丹島—択捉島を回り、25日にコルサコフに戻る。サハリン州の運輸道路事業省のヴァレリー・スピチェンコ大臣は「長い間、サハリン—南クリル航路で運航されてきたのはファルフトジノフ号1隻だけだったが、旅客の増加に伴い、船を増やす必要が出て来た。今年の秋には3隻の船舶が同時に運航される予定だ」と述べ、「ネベルスコイ提督」号のチケットが来週から販売されることを明らかにした。8月には、姉妹船の「パベル・レオ―ノフ」号がサハリンに到着する。新造フェリーは、乗客定員140人以上、最大24個のコンテナと6台の車両を輸送することができる。船内には74席のレストラン、ビュッフェ、診療所もある。(サハリン・クリル通信2021/5/21)
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