サハリン—北方四島間のアクセス向上のため、サンクトペテルブルクの造船所で建造されていた新造フェリー「パベル・レオ―ノフ」号が14日、発注者の国営企業サハリンリーシングフロートに引き渡された。この後「パベル・レオ―ノフ」号は北極海航路を通って夏までにサハリンのコルサコフ港に到着。姉妹船の「ネベルスコイ提督」号は4月26日にスエズ運河を経由して到着済で、5月下旬から6月上旬にも北方四島航路に就航する。「パベル・レオ―ノフ」号が、出稼ぎ労働者や観光客が集中する8月に就航すれば、チケットの争奪戦が初めて解消されることになる。(サハリン・インフォ20201/5/15)
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