サハリン州のリマレンコ知事は、在札幌ロシア総領事館の顧問に任命されたセルゲイ・カストルノフ氏と会談し、「新型コロナのパンデミックが終息した後、日本との協力関係を回復することを期待している」と述べた。知事は、協力分野として、農業や林業に加えて、サハリン州が積極的に取り組んでいる二酸化炭素排出量を削減するプロジェクトを挙げた。カストルノフ顧問は「これまでの協力の量を回復するのはもちろん、経済分野だけでなく人道的協力など様々な方向で協力を拡大する必要がある」と語った。カストルノフ顧問は、ユジノサハリンスク市の国際関係部門に勤務した後、10年間ユジノサハリンスクにある外務省代表部を率いた。さらに札幌の総領事館や東京のロシア大使館で長く勤務している。(kurilnews.ru 2021/5/11)
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