択捉島・紗那で対ドイツ戦勝記念日を祝う式典 軍事パレードに最新兵器も初お目見え

ロシアでは「対ドイツ戦勝記念日」ほど多くの市民が集い、大規模に祝われる祝日はほかにない。この日はすべてのロシア人にとって特別なものだ。祖国を守り、今の世代のために平和をもたらした人々に心からの感謝の気持ちがこめられる。択捉島リリスク(紗那)の戦勝記念広場には、式典の1時間前から大勢の市民が集まった。ロコトフ市長は「今日、神聖な祝日を祝おう。人類の歴史の中で最も容赦のない戦争が終わった日である5月9日は、単なる歴史の1ページではない。世界史上最大の正義が達成された日である」と挨拶した。択捉島に司令本部を置く第18機関銃砲兵師団の指揮官代理アレクサンドル・ベリャコフ大佐は「76年前、赤軍ナチスドイツに壊滅的な敗北をもたらし、戦争を終結させた。多国籍のソビエトの人々は自由と独立を擁護し、世界を救った。1,418日も続いた戦争は私たちの国を強くした。勝利を手にした人々の比類ない偉業の記憶は永遠に残る」と語った。そして、正教会のロマン神父は「人々は恐ろしい戦争を生き延びた。人生は私たちにシンプルな事実を教えてくれる。それは、善は悪に打ち勝つということだ」と祝福の言葉を述べた。択捉島住民を代表して、9年生のアレクセイ・トリポレフさんは「この戦争の記憶は永遠に受け継がれるだろう。私たちは忘れない。そして誇りに思う」と話した。戦争で犠牲になった人々に1分間の黙とうがささげられた後、参加者は戦勝記念広場から文化・スポーツ会館まで行進した。その後、軍事パレードが行われ、自走式多連装ミサイルシステム「グラート(BM-21)」(2017年配備)や移動通信局、偵察用小型無人機「オルラン-10」、地対艦ミサイルシステム「バスティオン」(2016年配備)などが登場し、市民は最新の兵器を初めて目の当たりにした。屋内のステージでは、中学生や一般市民が110人による戦争をテーマにした演劇公演が行われた。午後10時から花火が打ち上げられ、式典は終了した。(サハリン・インフォ2021/5/9)

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