国後島・古釜布で観光会議 羅臼山の噴気孔への遊歩道整備など決める

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル地区行政府で16日、国後島色丹島の観光振興を話し合う会議が開かれた。ゴミレフスキー市長、サボチキナ副市長をはじめクリル自然保護区、ホテルや交通機関の代表者や起業家らが出席した。この中で、昨年2020年には国後島色丹島に国内外から1,500人の観光客が訪れたと報告された。会議では、国後島を訪れる観光客に特に人気のあるストルボフスカヤ・トレイル、ゴロブニン火山(泊山)のカルデラ展望台(ユジノクリリスクからゴロブニノ(泊)方向へ43km)、メンデレーエフ火山(羅臼山)の3つの自然エリアの状況について話し合った。メンデレーエフ火山の北西部にある噴気孔につながる遊歩道を敷設することが決定された。工事は5月末までに完了する。ロシア国民の南クリル諸島(北方四島)への関心は高いとされ、択捉島で計画されているリゾート構想が実現した場合、隣接する国後島にも波及効果が期待されるが、宿泊施設の不足や観光道路の整備などインフラ整備が課題となっている。(kurilnews.ru 2021/4/16)

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