択捉島 ボイラーハウスの燃料石炭からLNGへ 太陽光、地熱など再生可能エネルギーにシフト

サハリン州政府エネルギー省のミハイル・グゼンコ副大臣択捉島を訪問し、電力施設などを視察した。副大臣はレイドヴォ(別飛)とキトヴィ(内岡)にあるディーゼル発電所を視察した後、クリリスク(紗那)の地区中央ボイラーハウス建設現場を訪れた。この施設は当初、石炭を燃料とするよう計画されていたが、液化天然ガス(LNG)に変更された。サハリン州二酸化炭素排出量の削減義務を負うロシアで最初の地域になったためで、副大臣は「LNGを島に供給するため、ガスプロム社が受け取り、貯蔵、再ガス化のためのシステムを構築する」と語った。また、深刻な事故の後2016年に閉鎖されたオケアンスカヤ地熱発電所について、再開に向けた調査を実施するとともに、レイドヴォに太陽光発電所を建設することを明らかにした。「島にはあらゆる種類の再生可能エネルギー源がある」と述べた。(サハリン・インフォ2021/4/6)

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