サハリン州政府の建設大臣と文化大臣が国後と色丹を視察

サハリン州政府の2人の大臣が4日、国後島を訪れた。アレクセイ・コレヴァチュフ建設大臣とノナ・ラヴリック文化大臣で、ゴミレフスキー市長の案内で南部のドゥボボエ村で建設中の産科ステーションを視察。続くゴロブニノ(泊)では幼稚園と集合住宅の建設現場を訪れた。またユジノクリリスク(古釜布)では、建設大臣はクリル諸島発展プログラム推進局のポリャショフ局長と合流し、建設中の2棟のアパートと、子供芸術学校と博物館が入る予定の文化開発センター、地区中央病院の建設予定地を見て回った。一方、初めて国後島を訪れた文化大臣は、ユジノクリリスクの文化会館で図書館、博物館などの職員と懇談した。5日には、大臣らはヘリコプターで色丹島に飛び、マロクリリスコエ(斜古丹)の文化会館、クラボザボツコエ(穴澗)の公衆浴場などを視察。6日には択捉島を訪れる。(サハリン・インフォ2021/4/5)