国後島、色丹島 「極東ヘクタール」政策で435件、387ヘクタールの土地区画を譲渡

国後島色丹島歯舞群島を管轄する南クリル地区財産管理局の2020年実績報告によると、国後島ユジノクリリスク(古釜布)–色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)間の海上輸送実績は、乗客数で2,650人(2019年は2,910人)、貨物は1,259トン(2019年は590トン)となった。これに伴う売上高は6,618万ルーブルだった。また航空機によるサハリン–国後島の輸送実績は201便、1,207人(2019年は163便、1,180人)だった。売上は5,262万ルーブルだったが、このうち5,183万ルーブルサハリン州からの補助金が占めた。報告書はまた、「極東ヘクタール」プログラムで、自由に使用できる土地区画として新たに11カ所について契約が締結された。プログラム開始以来、435件の契約が締結され、譲渡された土地の面積は387.3ヘクタールに達したことを明らかにした。(サハリン・インフォ2021/4/4)

※「極東ヘクタール」プログラムはロシア国民に対して極東の土地を5年間無償で使用を認め、6年目からは私有地として登録できる制度。用途は住宅建設、農園造成、企業活動でも構わない。

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極東ヘクタールで国後島に整備された空手のトレーニングセンター

 

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