水温2度の国後島の海岸で、ロシアのサーフィン代表チームのトレーニングキャンプが1日から始まり、選手たちがクナシリの波の印象をSNSに投稿した。ある選手は「初日は気温プラス4度、水温はプラス2度。この気象条件では装備が重要だ。最初の練習では指先が凍り付いたようになって痛かった。ダイビング用のフリースソックスをハイドロブーツの下に履き、ヘルメットを装着した。これがないと、いつ氷の塊にぶつかって脳震盪をおこすか分からない」と書き込んだ。別のサーファーは海洋生物との出会いについて書いた。「アザラシが近寄ってきて一緒に泳いだ」–。ロシフ・サーフィン連盟は練習に参加している選手たちが2021年の国際大会でロシアの代表になるとしている。代表チームのメンバーは4月14日にサハリンのサーファーたちと交流することになっている。このような代表チームの練習が国後島で行われるのは初めてで、クリル諸島(千島列島)が国内でのサーフィンに適した波を探す出発点となる。将来的に、興味深いポイントがマッピングされて、詳細な情報を提供していくという。(サハリン・クリル通信2021/4/3)
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