ロシアにおける日本文化の普及に貢献したとして、サハリン州立総合学術図書館国際協力情報センターが日本の外務省から表彰された。ヴァレンティナ・マリシェワ館長は「平和で友好的な隣人がいることは常に重要なことだ。両国がそうあり続けることを願うとともに、私たちの仕事はそのための前提条件を整備することだ」との述べ、今後のロシアと日本の共同活動に期待を表明した。サハリン州立総合学術図書館外国語文学課を改編し2010年に創設。日本語文献の収集・貸出し、日本研究のほか、日本文学や日本語に関する講座やセミナー、展示会を開催し、日本の理解促進に寄与している。とりわけ書道講座は非常に人気がある。また、樺太時代の文献・出土品の収集・研究・公開も行っており、サハリン州における日本研究の発展に貢献している。(サハリン・クリル通信2021/3/27)
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