国後島と色丹島では文化労働者の日を祝って式典が開催された。2つの島には文化・レジャー施設6、図書館5、博物館1、子供芸術学校2の合わせて14の文化施設があり、95人の正規職員が働いている。国後島ユジノクリリスク(古釜布)の文化会館で行われた式典では、南クリル地区のサボチキナ副市長が各施設の職員を祝福した。図書館の蔵書は8万7,815冊で、ユジノクリリスク(古釜布)の中央図書館とゴロブニノ(泊)、ドゥボボエ、色丹島のマロクリリスコエ(斜古丹)、クラボザボツコエ(穴澗)の各支所はインターネットで結ばれている。2つの子供芸術学校には、1年生から9年生まで89人の子供たちが在籍。2020年には892の文化イベントが開催され、7万9,500人が参加している。ユジノクリリスクの郷土博物館では37回の展示会が開催され、4,859人が来場した。(サハリン・インフォ2021/3/26)
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