国後島・古釜布 サハリン州経済発展大臣が来島、ビジネス関係者と会談

サハリン州経済発展省のウスペンスキー大臣が2月17日、国後島を訪問し、ユジノキリリスク(古釜布)の南クリル地区行政府でビジネス会議を開催した。ゴミレフスキー市長をはじめ国後島色丹島の企業家ら20人が出席した。大臣は「コロナ禍にあって州政府は直接補助金と税率の低減によって企業を支援し、雇用維持に努めている」と語った。原油価格の下落は州政府の予算に打撃を与えた。「中小企業への補助金が昨年の水準を維持できるどうか、それについて発言するのは時期尚早だ」と述べ、上半期の終わりまで様子を見る必要があるとした。企業家からは、サハリンからの新鮮な野菜の購入について、赤字が発生し、価格が上昇しているとの発言があった。また、貨物船によるコンテナ輸送が減少していることに不満が出た。大臣は新しい貨客船2隻が就航すれば状況は改善されると答えた。(kurilnews.ru 2021/3/19)

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