携帯電話が国後島を日本と認識する問題 「携帯はより強力なネットワークに登録される」

ロシアの携帯電話会社MTSは、観光客が国後島に到着した際、「ようこそ日本へ」というメッセージが携帯に届く問題について、声明を発表した。「そのような状況が生じるのは、国境地帯に近いことに原因がある可能性がある。携帯はより強力なネットワークに登録される」と説明した。サハリン・クリル通信は再度、同社に質問をぶつけた。「国後島の空港で、日本の電波が強い理由は何か?」–最も近い羅臼まで40km以上離れているのに対し、ユジノクリリスク(古釜布)までは16kmしかない。さらに、国後島に到着したロシアの観光客が国際ローミング料金を支払わずに済む対策、「ようこそ日本へ」のメッセージを受け取らなくて済む対策を講じているか。これらの問い合わせに対するMTSからの回答はまだない。(サハリン・クリル通信2021/3/15)

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国後島メンデレーエフ空港

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