ロシアの宇宙飛行士セルゲイ・スヴェルチコフがクリル諸島(千島列島)で最も高いアライド火山とカムチャツカのクリル湖を撮影し、インスタグラムに投稿した。国際宇宙ステーションの窓からは、雪に覆われた山頂がはっきりと見える。アライド火山は2,339mでクリル諸島の最高峰だが、地域住民にはあまり知られていない。彼はこの山と湖にまつわる伝説を書き込んだ。アライドは他のどの山よりも背が高かったので、太陽の光を遮っていた。火山たちは常に煙と火を噴き上げて争っていた。彼らの最大の不満はアライドだった。美しいクスがアライドに恋をしていたことも、彼らにとっては面白くなかった。彼らの忍耐はついに限界を迎え、アライドを追放してしまった。「二度とここに戻って来るな」と言った。この争いの間、地球は揺れた。炎と灰が空を覆った。大変動が終わったとき、アライドはそこにはいなかった。追放されたアライドは海を渡り、島に定住した。それがアトラソフ島だった。アライドがもともと立っていた場所には、不幸なクスが流した涙で湖が出来た。それがクリル湖である。(astv.ru 2021/3/4)
コメント