サハリン本島のシャフチョルスク(旧塔路)に立っていた、樺太時代に日本が造った高さ42mのコンクリート製煙突が、ついに倒され解体された。タタール海峡を望む岸辺に静かに何十年もの間、その煙突は立っていた。発破を仕掛けて倒すことが難しく、業者は頑丈な日本製コンクリートの煙突に何本ものワイヤーを張り、重機で引き倒した。皮肉にもそれは日本のコマツの掘削機だった。2月22日には、別れを惜しんだ地元住民がタイヤを燃やし、煙突は数十年ぶりに最後の煙を噴き上げた。建物が取り壊された跡には、石炭倉庫が出来るという。(uglegorsk.news 2021/3/2)
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