南クリル行政府は、国後島と色丹島の孤児を支援するため2021年の予算で2,192万ルーブルを割り当てた。このうちサハリン州の資金が2,045万ルーブル、南クリル行政府が147万を負担する。内訳は里親への報酬が1,248万ルーブル、学資援助に1回20万ルーブル、生活困難に陥った子供たちへの物的支援として24万ルーブルなど。ほかに島内移動の交通費や学用品の購入などを支援する。2月1日現在で、国後島と色丹島には36人の子供が里親とともに暮らしている。地区内の18歳未満の子供の数は2,107人。(サハリン・インフォ2021/2/27)
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