択捉島を管轄するクリル地区行政府は、軍が管理するゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)で、フェスティバルを開催する。ロコトフ市長は、駐屯部隊のチェルネンコ副司令官と会談し、軍の町を訪れてもらう見本市の開催とともに、クリリスク(紗那)にある映画館の支店を開設することも決めた。市長は「行政府が必要な機材を購入し、軍の許可を得て開設するほか、1年以内に図書館を建設する。そこでは高速インターネットへのアクセスもできる。さらに2年以内にスケートリンクを造成する」と語った。一方、副司令官は、軍の町にショップや美容院、カフェなど社会福祉施設を建設するための投資家を募集していることを明らかにした。現在、島内の1社が手を挙げている。土地は軍が用意し、行政府が必要な書類を準備している。(サハリン・クリル通信2021/2/19)
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