2月16日夜、択捉島クリリスク(紗那)市内のクリル中等学校の屋根が暴風によって吹き飛ばされた。サハリン州のリマレンコ知事は、災害対策本部の会議でこの被害を取り上げ、児童・生徒の学業に影響が出ないよう、風が弱まり、雨が止み次第修繕にとりかかよう指示した。クリル地区行政府のロコトフ市長によると、必要な資材は準備されており、業者が天候回復を待っているという。作業は24時間以内に完了する。暴風雨の被害は屋根だけではなく、物理室や技術学習室などで雨漏りや水たまりが出来た。2階フロアでは電気ショートを起こさないよう照明をつけないようにしている。これでは1日で修繕は無理だろう。(サハリン・インフォ2021/2/16)
コメント