択捉島で13日、「ロシアのスキートラック2021」が開催され、5歳から60歳代までの150人が参加した。コースはバランスキー火山(指臼山)のふもとに設定された。国旗掲揚の後、ロコトフ市長が「親愛なる友人たち、さあ走りましょう! 新型コロナに打ち勝ちましょう!」とあいさつ。競技は2015年生まれの幼児クラスの200m走から、年代別に500m、2km、3km、成人男女による最長の5kmのコースで行われた。幼児クラスの選手はほとんどがスキー初体験だったが、母親から「息子よ、大事なのは勝利ではなく走りきること。あなたは男の子よ。最後まで走るのよ」と叱咤激励を受けてスタートした。フィニッシュラインに現れた選手は世界チャンピオンのように迎えられた。会場ではゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)に駐屯する「バスティオン」沿岸ミサイル部隊の兵士たちがお馴染みの粥をふるまった。(サハリン・インフォ2021/2/13)
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