ユジノサハリンスク地方裁判所は2月10日、色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)湾で沈没し、放置されている外国船問題で、サハリンの連邦国家資産管理局に対して引揚げを命じる決定を下した。湾内にこのまま放置された場合、船体の腐食が進み、生物資源や環境に重大な影響を及ぼすと訴えた、サハリン運輸検察当局の主張を認めた。問題の船舶は外国の法人「アシアナ」が所有していたが、裁判所の決定により国家資産管理局に移管された。これによって、国家資産管理局は1年以内に沈没船を引揚げる義務を負った。(astv.ru 2021/2/11)
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