択捉島のゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)では計画停電が始まり、一部住民はこの4日間、不安定な電力供給の影響で寒さに震える暮らしを強いられている。クリル行政府のロコトフ市長によると、1月16日に択捉島に雨が降った。気温はプラスだったが、雨が降った後、急激に下がったため凍り付いた。このためアパート14棟のうち、6棟が計画停電の状態にある。町を管理する軍によると、原因は地下ケーブルのショート。ある住民は「事故のため暖房はほとんどない状態。電気がくるのは2時間くらいで、その後は4~6時間も停電してしまう。アパートには小さな子供たちがたくさんいるのに…。住宅管理部門には十分な専門家がいない」と疲れた様子で話した。市長は「行政として支援チームを派遣する準備は出来ているが、(軍の管理地区であるため)軍は自分たちで対応すると言っている」と話している。学校や診療施設は機能しているという。(astv.ru 2021/1/20ほか)
写真はastv.ru
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