サハリン州の廃棄物管理部門は国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区に焼却処理施設を備えた複合的な廃棄物分別ステーションの設計に関する入札情報を公開した。業務は設計と見積もり、エンジニアリング調査で、予定価格は最大で1,600万ルーブル。入札締め切りは12月29日。南クリル地区は建設地として13,982㎡と21,044㎡の2カ所の土地を割り当てており、廃棄物の受け入れ能力は年間13,800トンと設定している。内訳は一般的な生活ゴミが年間5,600トン、焼却処理済みの大規模廃棄物200トン。建設廃棄物から出る木質廃棄物6,000トン、森林廃棄物2,000トン。建設地には焼却炉のほか、計量施設、管理棟、現在の規制で焼却処理できない廃棄物の分別ライン、燃料タンク、給油サイトなどがある。建設工事の請負業者は契約日から270日で以内に完成させる必要がある。(サハリン・インフォ2020/12/7)
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