サハリン州のリマレンコ知事は、観光プロジェクトへの投資家のため、ロシア連邦観光庁などの支援を受けてモスクワで開催されたサハリン州によるプレゼンテーションで、択捉島リゾート開発を含むサハリンとクリル諸島の観光開発に150億ルーブルの投資を呼び込みたいとアピールした。会議には80社以上が参加した。知事は「サハリン地域には天然資源はもとより、驚くほど美しい場所と生物多様性がある。特にエコツーリズムによる観光の可能性は非常に高い。私たちはいくつかの興味深いプロジェクトを準備し、連邦レベルで高く評価されている」と語った。会議の中で、サハリン州はクリル諸島の択捉島とオネコタン群島(温禰古丹島)に観光クラスターを創出するプロジェクトを発表し、「プロジェクトが地域の独特の性質を維持するだけでなく、生態系、クルーズ、山岳、温泉療法などの観光開発に弾みをつけるものだ」とプレゼンを行った。(サハリン・クリル通信2020/12/4)
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