南クリル市長への立候補者 書類提出期限は12月21日まで 選考委員会は23日開催

国後島色丹島歯舞群島を管轄する南クリル都市管区の地区議会は11月30日に臨時会議を開き、不在となっている市長選出に向けて選考委員会を設置するとともに、市長候補の要件を確認した。それによると市長候補は少なくとも21歳以上で高等教育を修了していなければならない。さらに地方自治体で最低5年以上、または専門分野で6年以上の勤務経験を要する。さらに指導的な立場での経験が5年以上必要で、憲法の知識からビジネスの資質を問うものまで市長として求められる各分野について自己申告書類を提出する必要がある。選考委員会は立候補者を面接し書類に基づいて評価する。候補者が2人以上残った場合は、選考委員会で決定する。メンバーは地区議会からボンダレフ議長、ゴロザンキン議員、ウルミャンツ議員、サハリン州政府から3人(現時点で選定されていない)の計6人。立候補を希望する人は12月3日から21日までに書類を提出しなければならない。選考委員会は12月23日に予定されている。有力な市長候補としては、コルサコフ市長のポストに就く直前までいったパベル・ゴミレフスキー氏があげられる。ゴミレフスキー氏はサハリン州議会のハポチキン議員、ラティン議員、バイダコフ副知事らとともに国後島入りしており、臨時会議の前に地区議会議員と面談した。その後、臨時会議が予定通り開催されたことから、ゴミレフスキー氏は市長候補として受け入れられたとみられる。(サハリン・インフォ2020/12/2)

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