サハリンで日本語スピーチコンテストが開催され、日本語を学ぶロシア人14人が参加した。サハリン州と北海道の友好・経済協力提携に合意した1998年から両自治体が共催し今年で21回目を迎えた。教育省のキクテヴァ大臣は「コンテストにはこれまでに300人以上が参加し、両国の良い伝統になった。隣人の言語、文化、電灯への関心は年々高まっている」と挨拶。北海道サハリン事務所の浦田所長は「日本語コンテストがサハリンの生徒や学生に人気があることは非常に重要なことだ」と語った。参加資格は日本に6カ月以上住んだことがない人。児童・生徒は3分、大学生や一般市民は5分で、日本の日本語や日本文化を学んだ体験などをスピーチする。審査の結果、児童・生徒部門ではユジノサハリンスクの高校生マリア・ルバエワさん、大学生・一般では会社員のマリーナ・リアギナさんが優勝した。(サハリン・クリル通信2020/11/18)
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