北方四島を含むサハリンの観光開発プロジェクト3件がロシア政府の助成金を獲得した。このうち「サハリン・クリル観光センター」は択捉島にモジュール型のホテルを建設するプロジェクトを提案し300万ルーブルが割り当てられた。助成金の受給者はプロジェクトに少なくとも30%の自分資金を投資し、6カ月以内の実施が求められる。観光開発に取り組む起業家や自治体から4,000件の提案があり、審査の結果474件が選ばれた。このため政府は12億ルーブルの予算を確保。提案の多くはキャンプ場やモジュラー型ホテルの整備、新しい観光ルートの開発やバリアフリーの環境づくりだった。(サハリン・クリル通信 2020/11/13)
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