サハリンの出生率1.954で極東1位 「母親資本制度」で第1子61万ルーブル、第2子以降25万ルーブル支給

サハリン州合計特殊出生率は1.954で全国平均の1.503を大幅に上回り、ロシア全国で5位にランクされている。極東では1位で、一番子供が生まれている地域だ。少子化対策は国家プロジェクトとして、州においても50以上の社会的支援政策が導入され、2020年は77億ルーブルが州予算から割り当てられた。現在、子供を出産した母親(家族)に対する補助金「マテリンスキー・カピタル(母親資本制度)」によって、サハリン州では第一子を出産した母親に対して、連邦政府から46万6,617ルーブルと州政府から15万ルーブルが支給される。また2020年からは、第2子以降の子供を生んだ母親に対して25万ルーブルが支給されている。以前は20万4,000ルーブルだった。母親資本制度の今年の主な改正点は、支給期限が2026年まで延長されたこと。併せて第一子を出産した女性の年齢制限を撤廃した。以前は19歳から25歳までに第一子を出産した女性に限定されていた。より重要なことは赤ちゃんが生まれたらすぐにお金を使うことが出来るようになったことだ。(サハリン・クリル通信2020/10/15)

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