アンチョビに見向きもしないクリルの漁師

サハリン州のカタクチイワシ(アンチョビ)の推奨漁獲量は11,000トン以上。北方四島周辺の南クリル諸島海域だけで漁獲可能量は4,430トンとされているが、漁業者はこの魚に見向きもしない。この豊富な資源に対する関心の欠如は何か。最も可能性の高いのは、市場で着実に需要がある他の多くの魚やシーフードがこの海域に存在することだ。例えば、北海道の太平洋沖でのカタクチイワシの漁獲量は最大40万トン。韓国と中国によるカタクチイワシの漁獲量も同様に高い。オランダ、ポルトガル、フランスで漁獲されるヨーロッパのカタクチイワシも重要な地位を占めている。(サハリン・インフォ2020/10/29)

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