択捉島の漁業会社がシロザケの漁獲量でサハリン州のトップに立った。現時点で漁獲量は4,161トンで、サハリン本島のマカロフ地区とドリンスク地区を抜いた。サハリン州漁業庁によると、漁獲漁の急増の要因は、地元漁業会社による孵化事業の取り組みによるものだ。シロザケは9月末時点で800トンだったが10月初旬、群れを成して沿岸に接近してきた。これは、島で生まれた稚魚が成長して故郷の海岸に戻ってきたためだ。南クリル海域での今シーズンのシロザケの漁獲可能枠は2万5,300トンである。(サハリン・クリル通信2020/10/6)
コメント