択捉島レイドヴォ(別飛)地区に建設された2棟のアパートに入居する39家族に家の鍵が渡された。アパート建設はレイドヴォ地区では初めてとなる。鍵の引き渡し式にはクリル地区行政府のロコトフ市長や地区議会のベラウソワ議長、建設を請け負ったギドストロイ社の代表がお祝いに駆け付けた。ロコトフ市長は「これはレイドヴォの明るい未来の始まりだ。この地域がサハリン州の真珠になることを保証する。まもなく新しい学校が完成、村の道路はアスファルト舗装され、公園が建設される。レイドヴォには仕事があり、美しい風景がある。子供たちゆお年寄りは幸せに暮らすことができるだろう。今日引っ越してきた39家族は、最初にそれを経験するはずだ」と祝福した。施行したギドロストロイの担当者は「アパートは鉄筋コンクリート造りで美しく、明るく、そして暖かい。きっと満足いただけるだろう」と話した。各戸には緊急時用の非常電源が備えられているほか、中庭や駐車場、子供用の遊具、あずまやがあり、近い将来に運動場の建設が計画されている。市長は「鍵を受け取った人はコップに鍵を入れ、洗ってから家に入る。すると願いがかない幸せになる」というロシアの古い習慣を紹介し、レイドヴォに1946年から住んでいる村の最高齢者エレーナ・アモソヴァさんに最初の鍵を手渡した。(サハリン・インフォ2020/10/1)
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