今年に入って国後島、色丹島に外医、歯科医など医療専門家4人が到着

住民は病院で長いこと待たされたり、治療のために他の地域へ旅行しなければならないことにうんざりしていたが、リマレンコ知事が主導した改革で医療を取り巻く状況は根本的に変化している。今年に入ってサハリン州には、モスクワやサンクトなどから143人の医師など医療専門家がやってきた。麻酔科、放射線科、産婦人科、小児科、歯科など様々。過疎地域に勤務する医師には50万~100万ルーブルの報奨金が支払われる仕組みも整っている。南クリル地区でも、歯科医、歯科技工士、外科医が地区中央病院に着任し、療法士が色丹島に来た。内分泌科医は来年来ることになっている。新型コロナと闘う最前線の医療従事者には連邦からの報奨金だけでなく、州政府から6万ルーブルが支給されている。また、国後島色丹島の住民はコンピュータ断層撮影装置CTの運用開始を待っている。設備はすでに到着しており、スタッフの訓練も終わっている。近い将来、島の住民はCT画像を撮るためにサハリン本島に行く必要がなくなる。(kurilnews.ru 2020/9/22)

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