「私はクナシリ島。彼らは私を殺そうとしている」–インスタグラムに「クナシリ島」のページが開設され、行政当局が望まない、あるいは解決できない問題を取り上げ支援を求めている。投稿には、道路建設工事の過程で伐採されてしまった「幸福の木・イチイ」やスカチェフ岬(※近布内にある岬)の「悪魔の門」など開発や観光振興の影響で失われる国後島の現状が報告されている。メンデレーエフ火山(羅臼山)の噴気孔から硫黄の破片を持ち去る観光客の話も。ゴミ問題の投稿では、市街地から13kmに建設されているゴミ捨て場のコンテナからゴミが飛散するのではないかと心配している。このアカウントの開設者は、どうやらユジノサハリンスクの成功例をなぞっているようだ。いつも水が溜まっている道路を何とかしようとインスタグラムで現状を訴えたところ、13,500人のフォロワーを獲得し、行政を動かすきっかけになった。サハリン当局は「クナシリ島」に注意を向けるだろうか。(astv.ru2020/9/17)
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