新型コロナウイルス感染拡大で観光業界が大きな打撃を受けている中、モスクワの旅行会社スペシャル・トラベル・クラブが豪華客船を使って、ユーラシア大陸最東端のチュコト半島からクリル諸島を回るユニークなツアーを発表した。フランスのポナン社の「ル・ボレアル」を使用、ロシア人観光客のみを対象としている。9月19日にカムチャツカ北部のアナディールを出港し、チュコト半島、コマンドルスキー諸島、クリル諸島、サハリン島を回り北海道を経て9月30日に東京に到着する。費用は6,260ユーロ(約786,000円)から。旅行会社は「訪問地は1つ1つが独立したツアーで組まれることが多く、一度に周遊できるのはこのツアーだけ」と話している。日程によるとクリル諸島は2日間とされている。(サハリン・クリル通信2020/9/8)
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