色丹島クラボザボツコエ(穴澗)にあるギドロストロイ傘下の水産加工場クリリスキー・ルイバクが新たにすり身(カニカマ)の生産に乗り出すことになり、新工場の建設と製造設備を購入した。サハリン州予算から2億5000万ルーブルの補助を受けた。オレグ・マズ―ル支店長によると、すり身用の原料を1日500トン処理できるという。同社はクリル諸島で最大の加工場で、2019年に操業開始。サハリン州漁業局は「企業による水産物の総漁獲量と処理量の増加により、色丹島で新しい雇用を創出し、税収の増加とともにロシア市場に供給される製品を拡大することができる」と話している。(サハリン・メディア2020/8/10)
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