サハリン州のリマレンコ知事は今年、無許可のゴミ捨て場を一掃するキャンペーンを展開しているが、南クリル地区でもブラセンコ市長が先頭に立って取り組みを進め、7月までに18か所の不法なゴミ捨て場を撤去した。不法に投棄されたゴミの量は4,985㎥にのぼった。今年3月1日以降、南クリル地区から出たごみの総量は8,515㎥で、内訳は国後島が8,200㎥、色丹島が315㎥だった。廃棄物の違法投棄は行政責任が課せられる。罰金の額は、市民の場合は最大5,000ルーブル、法人・起業家の場合は最大30万ルーブルとなっている。(南クリル行政府 2020/7/31)
コメント