❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2020/7/23ほか
サハリン本島とクリル諸島の定期貨客船としてサンクトペテルブルクのネフスキー造船所で建造されている「バベル・レオーノフ」号が7月22日、屋外の船台に移され姿を現した。「バベル・レオーノフ」号は146人乗りで、一般貨物やコンテナ、車両を積載できる砕氷型の貨客船。同造船所では同型の「ネベルスキー提督」号が先行して建造されており、2隻は2020年12月に完成する予定。リマレンコ知事は「ロシアの東の前哨基地であるクリル諸島を重点的に開発し、信頼性の高い物流スキームを確立することが不可欠だ。クリルの人々は新造船の就航を待ち望んでいる。島の輸送アクセスの改善は最重要課題である」と語った。
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