❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2020/7/2
https://skr.su/uploaded/8c/f7/9d/faf83f647784073a2b51edfeec.mp4
国後島ユジノクリリスク(古釜布)の中央広場に、ロシア憲法改正を記念してプレート(銘板)が設置された。ブラセンコ市長がインスタグラムで発表した。記念プレートは島の若者たちが提案し、市長の支持を得て、島内の起業家イーゴリ・グレベンキンさんが制作した。ブラセンコ市長は「南クリル地区で賛成票が圧倒的多数を占めたことを受けて7月2日の朝、大理石の記念プレート制作を始め、19時間で完成させた」と書き込んだ。「7月1日は、私たちはクリル諸島住民の日だ。国の領土を守る憲法修正案に住民の90%以上が賛成した。これでクリル諸島の帰属に関する問題に終止符を打つことが出来るだろう」と付け加えた。国後島と色丹島を管轄する南クリル地区では5,701人が賛成票を投じた。これはの有権者の91.91%に当たる。改正に反対したのは458人(7.38%)である。国後島と色丹島では9つの投票所で6,203人が投票した。記念プレートのお披露目には行政府関係者や若者、ボランティアなどが出席した。「今日、私たちは偉大な出来事を目撃した。歴史が私たちによってつくられることは素晴らしい。この記憶が永遠に残されるのは良いことだ」–ユジノクリリスク在住のボランティア、ベルシュチュクさんは語った。
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