択捉島 第18機関銃砲兵師団が創立42周年

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2020/5/20

択捉島国後島に展開しているロシア極東軍の第18機関銃砲兵師団が創立42周年を迎えた。師団は1978年5月19日、ハバロフスク地方のクニャゼ・ヴォルコンスコエ村で創設され、直後に択捉島国後島に移された。師団はロシア軍で唯一の機関銃・砲兵部隊であり、2008年から2013年に当時のセルジュコフ国防大臣によって進められた軍の改革・再編の際に、唯一残された地上部隊である。昨年は、ロシア地理学会と国防省が主催した大規模なクリル諸島調査が師団司令部がある択捉島で実施され、この活動はメディアで大きく取り上げられた。師団は択捉島の環境状況を改善する取り組みに積極的に関与しており、汚染や廃棄物のの排除に貢献している。

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