第二次大戦終結の日を9月3日に変更 プーチン大統領署名

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2020/4/24ほか

プーチン大統領は第二次大戦の終結の日を現在の9月2日から9月3日に変更する連邦法に署名した。1945年、ソビエト最高会議幹部会が9月3日を対日戦勝記念日(休日)とし、戦闘に参加した兵士ら30万人に授与されたメダルにも「対日戦争勝利を称えて」という言葉とともに9月3日が刻印された。1947年にはこの日が普通の稼働日となり忘れられてしまった。(※2010年には西欧諸国と同様に9月2日を第二次大戦終結の日とする法改正が行われている)今回の法案提出者であるサハリン州選出のカルロフ議員らは「この法律は第二次世界大戦の勝者として、歴史的基盤、愛国的伝統を強化し、歴史的正義を守ることを目的としている」と強調した。また、サハリン州のリマレンコ知事は「9月3日はサハリンとクリル住民にとって聖なる日だ。これは5月9日(※対独ドイツ戦勝記念日)と同等の勝利の日である」と語った。

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