❐北方四島の話題
Kurilnews.ru 2020/4/3
マスクが不足する国後島では、ボランティアが行政府から提供されたガーゼなどを材料に自宅でマスクを手作りして、住民に配布している。ガリーナ・モストフシチコバさんは元ファッションデザイナーで、縫製の達人。10年間、ミシンから遠ざかっていたが、コロナウイルスとの闘いに貢献する今回の活動がスキルを思い出す絶好の機会となった。「パンデミックについて知ったとき、すぐにマスクを縫い始め、隣人に配った。その後もガーゼ、ゴムひも、糸を手に入れ、手作りマスクを行政に渡している」と語る。現在、6人の住民がボランティアでマスク作りを行っている。また、60歳以上の住民に食糧や医薬品を届けるボランティアもおり、高齢者は電話1本で助けを求められる。
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