❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2020/3/24
国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル都市管区のブラセンコ市長と建築部門の幹部職員が色丹島を視察した。市長はまずクラボザボツコエ(穴澗)にある貯水池を視察。水質が悪化し、家庭でも水産加工場の用水としても不十分だった。貯水池は浄化作業が行われ水質が改善されている。続いてクラボザボツコエで建設中の公衆浴場を視察。総面積347㎡で20の洗い場を備えている。ストラトジー社が建設を請け負っており、2020年末に完成する。クラボザボツコエでは6月にも集合住宅4棟(63戸)が完成し、老朽化した危険住宅から住み替えが始まる。一方、マロクリリスコエ(斜古丹)では待望の文化会館の建設が本格化している。図書室と200席のホールを備えている。視察に合わせて、ブラセンコ市長は文化活動に貢献してきた住民を表彰した。
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