南クリル地区議会で29の議案審査 2020年予算や色丹島行政の再編を決定

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 kurilnews.ru 2020/3/20

国後島色丹島歯舞群島を管轄する南クリル地区議会が開かれ、29件の議案を審議し、2020年予算案、2021-2022計画プロジェクトが承認された。議会は、色丹島の行政組織を再編し、担当副市長制を廃止してクラボザボツコエ村(穴澗)とマロクリリスコエ村(斜古丹)の行政組織トップにウソフ氏とマカロフ氏を村長に指名した。また、ブラセンコ市長から提案されたユジノクリリスク市内のカレヴァ通りの集合住宅の取り壊しを承認した。この場所は、新しく建てられる550人収容の学校の用地となる。さらに、監査報告が行われ、ナタリヤ・パルシュコワ委員長は2019年の財務及び予算の分野で合計7,400万ルーブルの違反行為があり、7人の職員が懲戒処分を受けたと報告した。交通運輸の問題では、南クリル・ドッケル社によって行われている国後島色丹島海上輸送の実績が公表され、2019年の輸送人員は2910人、貨物は590トンだった。ヘリコプター輸送実績は国後島色丹島で163便が運航され、乗客は1,180人だった。

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※資料写真

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