❐北方四島の話題
city.sagh.ru 2020/2/19
ロシアのユーリー・トルトネフ副首相兼極東管区大統領代表は、ユジノサハリンスクで開かれた沈没船対策会議で、天然資源省に対して、沈没船の引き揚げに関する法案と処分計画を1カ月以内に作成し、政府に提出するよう指示した。政府によると、極東地域には約550隻の沈没船が放置されている。そのうち34隻がサハリンとクリル諸島にある。沈没船問題は長い間放置されてきた。所有者の責任を明確にする法案の作成を指示した」とトルトネフ。所有者が期限内に沈没船を引き揚げなかった場合、所有権は自動的に失われ、引き揚げや輸送の経費は元の所有者が負わなければならない。トルトネフ副首相は「沈没船はロシアの景観を損なうばかりでなく、船舶の航行にとっても深刻なリスクをもたらす。ロシアには美しい自然と海があり、そこから錆びたボロ船が突き出ている。それはロシアにふさわしくない。片づけなければならない」と強調した。
コメント